U子Ⅱ





【U子Ⅱ】は【U子】のコストを抑え、さらに使いやすく栃木農業試験場と改良を加えたものです。植物の育成理論に基づいた直立Uターン栽培方法により、斜め誘引やつる下ろし作業をせず、無理なく自然と茎を屈曲できるので労力を大幅に軽減できます。
特徴
- 合理的な栽培方法!
- Uターン栽培を行う事により、従来の長段取りを行う為の斜め誘引や、つる下ろし誘引から解放され、労力が大幅に軽減されます。又直立誘引する為、立木の交差がなく、充分な光量を得る事ができます。且つ屈地性(生長芽が上へ上へと伸び、逆に根は地中深く深くと生育する性質)により、根張りが良く、養分吸収が促進され、後期になっても草勢が衰えません。そして段数も増え、大幅な増収へとつながります。
- 安定した収穫!
- 斜め誘引では立木にストレスがかかり、空洞果や果房の生育の遅れ等の問題を引き起こしますが、Uターン栽培ではストレスがない為、玉伸びが良く、大玉の果実が収穫後期を通して、安定した収穫が可能となります。
- 坪当たりの株数が増加!
- Uターン栽培をすることにより、株間を約35cmにする事ができます。そして、坪当たりの株数が多く入り、増収へとつながります。
- 無理する事なくUターン、病害虫の抑制!
- 【U子Ⅱ】を使用すると、自然な形でUターンが形成され、茎を痛めたり折る事で発症するボト病の心配はありません。又、株間約35cmでもハウス内の採光・通風が良くなるので、病害虫の発生が抑制されます。
- 優れた耐久性!
- 殊樹脂を使用している為耐久性に優れ、何年も繰り返し使用できるので経済的です。
使用方法
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1取付け方法その1【フック】に紐を付け、穴に指し込みます。又は、紐を穴に通して結びます。
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2誘引作業その1苗の背丈が高くなったら【つりっ子】や【とめっ子】、【トップリング】で固定します。
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3誘引作業その2生長点が誘引線より20cm程達したら、図の様にセットし、茎を挟み込むようにします。
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4取付け方法その2セットする時は、図の①を②の穴に通し、③の突起にかけて下さい。
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5自然とUターンその後、果房の重みで図の様に茎を支え、理想的なトマトのUターン栽培ができます。