誘引器具
つりっ子
【つりっ子】はトマト・きゅうり・メロン等の誘引を、紐で縛ったりする事なくワンタッチで誰にでも簡単に行える、優れたハウス栽培用誘引具です。用途は幅広く、種類も、つりっ子L24・つりっ子Jr・つりっ子トマト・つりっ子きゅうり、と4タイプあり、自由に選べます。
特徴
- 大幅に労力削減、そして確実に固定が可能!
- 縛り直しもなく固定テープも使わないので、大幅に労力を削減でき、さらに確実に固定出来ます。
- 作業が早くて簡単に、そして草勢安定で良品生産!
- 立木を縛らない為に作業がとても楽で、しかも早く行う事ができます。又、風通しが良くなるので病害虫の抑制にもつながります。さらに、上部から下部に渡って平均した日射を受けるので草勢が安定し、良品生産が可能となります。
- 作業がワンタッチ、後始末がとても簡単に!
- 立木を倒す時、ワンタッチで紐と一緒につりっ子を外す事ができるので、後始末がとても簡単です。使用後は紐と一緒につりっ子を誘引線に挟んでおけば邪魔になりません。
- 丈夫で長持ち、経済的!
- 耐候性樹脂でできている為、とても軽く、耐久性に優れ、誰にでも手軽に使用できる栽培誘引具です。丈夫で軽い為に、立木に負担をかける心配もなく、作物をのびのびと生育できます。
使用方法
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1つりっ子紐設置【つりっ子専用紐】をベットの高さより10cm位の所で切断し、(糸のほどけ防止の為)下部に結び目をつけます。そして、上部をフックに縛ります。
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2誘引作業その1花芽を通路側に向け、少し斜めに定植します。定植後しばらくの間は重量がかからないので、上部を【つりっ子】で抑えても固定できます。
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3誘引作業その2立木が生長するにつれ、重量に耐える箇所を抑えます。そして、生長点が斜めに傾く場合は、生長部を【トップリング】で安定させます。
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4誘引作業その3重量に耐えるしっかりとした枝の下で止め、下部を外します。そして、その外した【つりっ子】で、繰り返し隣の付け替え作業を行います。
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5つる下ろし作業生長点がカーテン等に達した時は、【つりっ子】の取手部を軽く掴み、果房の重みで生長点を下げてから、【フック】を移動可能方向に移動します。
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6長段取りが可能【フック】は一方向に移動が可能で、逆方向に力が加わる事により確実に止まる為、4、5を繰り返し、長段取りを行う事ができます。
ミニトマト栽培例
- 紐を巻き付けない為、玉が踊る事はありません。又、玉取り位置が揃うので、トン付け作業や収穫がスムーズに行えます。
- つる下げ、移動が自由に出来るので長段取りの作業が簡単に行えます。
- ミニトマトの場合は2個使うと、玉がベットに着かない為品質が向上し、生長芽をどんどん横に持っていけるので誘引がとても楽になります。
きゅうり栽培例
- 栽培管理
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- 一本から誘引する力技は、中段(7段~12段)のうちから4本確保し、残りの側枝は1節ないし2節で摘芯します。
- 低温期の栽培は、少しでも日光量を確保したいですが、先々の事を考慮し上位節から遊びつるを一本ないし2本、子つるか孫つるを確保します。
- 坪当たりのつる下げ誘引数は、定植本数の違いもありますが約14本~18本とします。
- 巾段から確保した力技は、左右に2本ずつ振り分けることを基準とします(定植をちどり植えの場合は4本誘引)。
- 整葉作業
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- 主枝の葉は、側枝に十分な光が通るよう上下の葉を摘芯します。
- 巾段の側枝がある葉については、側枝の果実収穫後に摘芯する。又、収穫後の側枝は主枝より深切りし外します。
- 葉かき作業は労力がかかるので、1本当たりの力技は最低18葉程度を確保し必要以上の葉かきはしません。
- つる下ろし作業
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- つる下ろし作業は、頻繁に下げず10~14日に1回行います。
- つる下ろし作業は、(ちどり定植の場合とは違って)片側ずつ行います。
- 過剰なつる下ろしは樹勢の低下につながります。