育苗に最適!安心して灌水・運搬できる!簡単装着で万能支柱たちんぼ

たちんぼは育苗作業を支える万能支柱で、安心して灌水・安全に運搬・装着も簡単です。そのため、育苗現場での作業時に重宝されています。さらに、簡単に装着できるため、育苗の現場で求められるスピードと正確性をサポートし、作業の標準化にも役立つアイテムです。成長した定植前の苗を支えたい場合は、オプションの【たちんぼスティック】を使用することで、全長21cmに延長できます。
苗の倒伏を防ぐために ― なぜ支柱が必要なのか?
苗子ー!なんでこんなに苗って育てるのが難しいの?倒れちゃってる子も結構いるし……
…苦戦してるようね。まだ根も茎も弱い“幼苗期”だからよ。
1.苗の成長初期(幼苗期)は植物の構造が未発達で非常に不安定
幼苗期は植物がまだ根張りも浅く、茎も細くて自立力が弱いため、外的要因によって倒伏しやすい非常にデリケートな時期です。特に水やり(潅水)や苗の移動、風通しのための換気作業など、ちょっとした振動や衝撃でも苗が傾いたり、根が浮いたりすることがあります。これが繰り返されると、成長が遅れたり、根が十分に活着せず病気のリスクも高まります。急激な温度変化などによって簡単に倒伏(とうふく:茎が倒れること)してしまう危険性もあります。農業・園芸分野における研究でも、茎が倒れることで光合成効率が大幅に低下し、生育に悪影響を及ぼすことが報告されています。
なるほど……でも倒れていなくても変な方向に延びてる子もいるんだよ……
そうね、だから育苗用万能支柱“たちんぼ”が必要なの!
2.支柱の使用により根の定着と茎の直立を促進
万能支柱“たちんぼ”を幼苗に設置することで、苗の茎を物理的に安定させ、外的ストレスを大幅に軽減することができます。また、苗がまっすぐに伸びるように矯正する目的もあり、これは「重力屈性」と呼ばれる植物の性質を利用したもので、茎が垂直に伸びることで機能的な茎の形成と、根の定着(着根)促進につながります。
なんかフニャフニャになってる子もいる……
それはね、土壌病原菌によって引きおこるの、例え丈夫な接ぎ木苗でも倒れていたら接合部が侵入口になる事もあるの。
3.苗の病害虫対策にも効果がある
支柱で茎を固定することにより、土壌との接触が減少します。これは重要なポイントで、地面に触れることによって発生しやすい土壌病害(例:立枯病や苗立枯病)を防止する効果があります。特にトマトやナスなどのナス科植物では、地面に接触したまま放置すると病原菌に侵されやすくなるため、支柱によって持ち上げることは病気のリスクを軽減する確立された手法です。
育苗ポットで育ててる子たち、なんかみんな背丈も向きもバラバラで…こういうものなの?
光の方向ばっかり向いちゃうからね。密集しているととくに光の当たり具合も変わるし、苗の成長がバラバラになりやすいわよ、でもね、育苗用万能支柱“たちんぼ”でまっすぐ矯正できるの。それとね、接ぎ木クリップである「絆(きずな)」・「スーパーウィズ」と併用する事も大切なの。
4.育苗トレー・ポット栽培でも成長方向の安定に寄与
近年では育苗トレーやポットによる苗づくりが一般的ですが、狭い空間での競争や光源の方向による偏った成長(徒長)が問題となります。支柱を立てることで茎の湾曲を抑え、均等な成長を促すことができます。これは様々な要因によって起こる定植前の「徒長苗」の改善にも有効です。また、育苗トレーやポットで栽培している場合は、苗の間隔が狭く、周囲の苗との干渉も起こりやすいため、支柱による補助がより重要となります。
苗子はほんとになんでも知ってるなー!
苗だからね!笑 それと、育苗用万能支柱“たちんぼ”があれば、安心して潅水できるし、安全に運搬できるわよ!
5.潅水時の倒伏防止、強風や降雨時の物理的保護
日々の潅水作業(水やり)は欠かせません。しかし、まだ根の張りが弱い幼苗期の苗は、水の勢いだけでも簡単に倒れてしまうことがあります。特にシャワー式潅水やホース潅水では、水圧による倒伏被害が頻発します。このような状況において、潅水による苗の損傷を防ぎたいという明確なニーズが存在します。苗用支柱“たちんぼ”を使用することで、苗がしっかりと固定され、水やり時の揺れや衝撃に耐えられるようになり、結果的に苗の品質と出荷率の向上につながります。これは施設園芸における基本技術として多くの現場で導入されており、苗用支柱“たちんぼ”は今や潅水に強い苗づくりの必須アイテムと言えます。また、自然環境下においては、突風や急な豪雨が苗を直接襲うことは少なくありません。支柱は単なる補助器具ではなく、苗全体を環境ストレスから保護するバリア的役割も果たします。特に春先などの天候が不安定な時期には、倒伏を防ぐ支柱が苗の生存率を高めるとされています。
幼苗に支柱を使用することは、構造的な安定性の確保、成長方向の矯正、病害虫予防、潅水による倒伏、環境ストレスからの保護といった多くの点で科学的に裏付けられた有効な手段です。幼苗期のわずかな工夫が、その後の生育・収量に大きな影響を与えるため、支柱の適切な使用は農業において極めて重要な基礎技術であると言え、結果として、定植時に根がしっかり張った健全な苗を確保できるため、全体の作業効率や収量にも良い効果をもたらします。
苗用支柱“たちんぼ”の特徴と使用方法、オプションについての説明があるわ!とっても簡単だよ!
これで安心して使えるぜ!(ドヤ
苗の成長を支える万能支柱“たちんぼ”の特長とは?
- 簡単・確実に・そして幼苗に優しく安全設計!
- 育苗時、ワンタッチで簡単に装着でき、大切な苗を傷付ける事がない安全設計です。また、優しく確実に苗を支え、潅水時や運搬時に大切な苗が倒れる心配がありません。
- 取外し作業なく省力的!
- 苗の生長とともに支持部が広がり自然と外れる為、取外し作業がありません。
- オプションで延長可能!
- 定植前の苗を支えたい場合、延長スティックである【たちんぼスティック】を一緒にご使用下さい。全長21cmとなります。
苗にぴったりの支柱をどう使う?“たちんぼ”の使い方ガイド
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1設置幼苗の横に、根を傷付けないよう注意しながら挿します。
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2装着図の様に矢印の方向に装着します。
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3完了たったこれだけで、安心して潅水や運搬が可能です。
支柱を21cmに延長!成長した苗用たちんぼスティックの使い方
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1装着1図の様に矢印の方向に挿入します。
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1装着2これで全長21cmとなりセット完了です。
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