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誘引クリップの元祖「つりっ子」|プロ農家が35年愛用する耐久性と使いやすさ

誘引クリップ「つりっ子」
誘引クリップ「つりっ子Jr.」
誘引クリップ「つりっ子L24」
誘引クリップ「つりっ子トマト」
誘引クリップ「つりっ子キュウリ」
誘引クリップ「つりっ子Jr.」
誘引クリップ「つりっ子L24」
誘引クリップ「つりっ子トマト」
誘引クリップ「つりっ子キュウリ」
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【つりっ子】はトマト・きゅうり・メロン等の誘引を、紐で縛ったりする事なくワンタッチで誰にでも簡単に行える、優れたハウス栽培用誘引具です。用途は幅広く、種類も、つりっ子L24・つりっ子Jr・つりっ子トマト・つりっ子きゅうり、と4タイプあり、自由に選べます。

元祖誘引クリップ「つりっ子」誕生の物語

結束作業が“当たり前”だった時代に、革命が起きた

かつて1985年頃、ハウス栽培の誘引作業といえば「紐で縛って固定する」のが常識でした。特にトマトやキュウリの栽培では、1株につき何度も結束する必要があり、栽培面積が広がるほど膨大な手間が発生していました。「誘引が大変、でも仕方がない、やるしかない・・・」そういった農家さんがほとんどで、「もっと簡単に、スピーディに誘引できて農家さんが楽できないか?」そういった想いから開発されたのが誘引クリップ「つりっ子」です。

ナスニックスは、当時まだなかった「クリップによる誘引」という新発想を形にし、今では多くの農家にとって欠かせない存在となっています。つりっ子は“誘引クリップの元祖”として、今尚、進化を続けながら、現場の声に応え続けています。

僕生きてないくらい昔だけど、今よりも大変だったんだね

うん、でも「つりっ子」が出てきて、たくさんの農家さんに喜ばれたの!

他製品と一線を画す、圧倒的な耐久性

「つりっ子」は、見た目こそシンプルですが、その中身は驚くほど高性能。他社とは異なる、紫外線に強い高耐候性樹脂を使用しており、直射日光が強いハウス内でも劣化しにくい設計です。さらに、バネ部にはステンレス鋼を採用しており、錆びにくく、長期間使用しても開閉性能が落ちにくいのが特長です。

実際に、長期間使用される方がほとんどで、その耐久性(※使用環境により寿命は前後します)には驚きの声が寄せられています。高品質な素材と設計が、長寿命・低コストの両立を実現しています。

この誘引クリップ、とても壊れにくいんだね!

私たちもびっくりするくらい長く使用されている方もいるの!

そもそもなぜ、ここまでの耐久性を求めたのか?

誘引クリップがまだ存在しなかった時、もし誘引クリップが壊れやすいく損傷しやすいと、支えを失った作物は倒れ、実が傷んでしまいます。そうなると、農家さんにとっての損失は計り知れません。だからこそ私たちは、強くて壊れにくい誘引クリップをつくることにこだわり、試行錯誤の末、ついにそれを実現しました。

色々と今に至るまで歴史があるんだね

うん、農家さんの為に良いものを、農家さんに喜ばれたいから良いものを、そういう想いで作ったの。

作物別 誘引クリップの使い方アドバイス

作物使用つりっ子
トマト中玉〜大玉トマトでは、重量のある果房をしっかり支える必要があります。「つりっ子トマト」「つりっ子Jr.」「つりっ子L24」を使うことで、茎の折れや果実の傷みを防ぎ、安定した誘引が可能になります。もちろん、ミニトマトでも使用できます。
キュウリキュウリは節ごとに成長し、果実の重みで枝が曲がりやすいため、「つりっ子きゅうり」を使って早めの誘引が効果的。側枝の管理もしやすくなります。

それぞれの作物にあったサイズがあるんだ!

そう!作物にあわせて選んでね☆

製品口径一覧

製品名口径
つりっ子 Jr.19.5mm
つりっ子 L24(レギュラー/ハード)24.0mm
つりっ子 トマト19.0mm
つりっ子 キュウリ10.2mm

サイズって…ぜんぶ微妙に違うんだね…

数字だけみたら微妙に思うでしょ?でも、実際にみたら全然違うよ!例えば、つりっ子L24は口径が24mmで口径が大きいの、これは長段取りすると茎がとても太くなるからそういったプロ農家の方からの要望で作ったタイプなの!

つりっ子L24は、レギュラーとハード2種類あるの?何が違うの?

バネの強さよ!バネが弱いほうが作業がさらに楽、でも重量があると支えられない時もある、バネが強いとちょっとだけ作業に力がいる、でも重量があるものが支えやすくなる、栽培方法が様々な農家さんにために開発したの!例えばミニトマトや中玉トマトは重量がかかりにくいからレギュラータイプで十分だよ!

信頼と実績の誘引クリップ「つりっ子」が選ばれるワケ

高い耐久性と機能性で、長年にわたり多くのプロ農家に信頼

つりっ子は、誘引作業を省力化し、適切に誘引することで、葉と葉・果実が重ならず、風通しが良くなるため病害を抑制しながら、作物の品質を高めることができるハウス栽培の必需品です。高い耐久性と機能性を兼ね備え、長年にわたり多くのプロ農家に信頼されてきました。用途に応じた豊富なラインナップにより、さまざまな作物・作型に対応可能です。誘引クリップなら信頼の元祖「つりっ子」をぜひお選びください。

プロ農家さんにこれだけ信頼されてるって嬉しいね!

本当だね!ナスニックスはとにかく農家さんを第一に考えて、とても頑丈に作ってるの!

誘引クリップ「つりっ子」の特徴

誘引クリップ「つりっ子」は、大幅な労力削減と確実な固定を両立できる画期的なアイテムです。縛り直しの必要がなく、固定テープも不要なため、作業時間を大幅に短縮できるうえ、確実に植物を支えることができます。

作業はシンプルでスピーディー。立木を縛らない設計により、誰でも簡単に誘引作業ができ、草勢が安定して良品生産が可能になります。さらに、葉や果実の重なりを防ぎ風通しが良くなることで、病害虫の抑制にも貢献します。また、上部から下部までまんべんなく日射を受けることで、作物の健全な成長を促進します。

誘引クリップ「つりっ子」は、ワンタッチで取り外しができる利便性も魅力。立木を倒す際にも紐ごと簡単に取り外せるため、後始末もスムーズです。使用後は誘引線に挟んでおくだけで、場所を取らず邪魔になりません。

素材には耐候性にとても優れ、軽量な樹脂を使用しており、とても丈夫で長持ち、経済的です。立木に負担をかけることなく、作物をのびのびと育てられる栽培用誘引クリップとして、多くのプロ農家に長年選ばれ続けています。

じいちゃんが言ってたよ、「つりっ子」が一番使いやすいって!

そう言われると本当に嬉しいよね!たまに高めって言われるけど、原材料が全く違うからなの!耐久性がとても高いから長期的にみると低コストだよ!壊れやすいもので日々心配するより、丈夫で長持ちするほうが安心だよね!

誘引クリップ「つりっ子」の使い方ガイド 〜手順と活用法〜

誘引作業の省力化を実現する6つの手順

  • 1誘引クリップでの設置手順1:つりっ子紐設置
    【つりっ子専用紐】をベットの高さより10cm位の所で切断し、(糸のほどけ防止の為)下部に結び目をつけます。そして、上部をフックに縛ります。
  • 2誘引作業その1
    花芽を通路側に向け、少し斜めに定植します。定植後しばらくの間は重量がかからないので、上部を【つりっ子】で抑えても固定できます。
  • 3誘引作業その2
    立木が生長するにつれ、重量に耐える箇所を抑えます。そして、生長点が斜めに傾く場合は、生長部を【トップリング】で安定させます。
  • 4誘引作業その3
    重量に耐えるしっかりとした枝の下で止め、下部を外します。そして、その外した【つりっ子】で、繰り返し隣の付け替え作業を行います。
  • 5つる下ろし作業
    生長点がカーテン等に達した時は、【つりっ子】の取手部を軽く掴み、果房の重みで生長点を下げてから、【フック】を移動可能方向に移動します。
  • 6長段取りが可能
    【フック】は一方向に移動が可能で、逆方向に力が加わる事により確実に止まる為、4、5を繰り返し、長段取りを行う事ができます。

これ見てたら今すぐやりたくなってきた!

種吉は案外、努力家だからな!応援するぞい!

ミニトマト栽培例

  • 紐を巻き付けない為、玉が踊る事はありません。又、玉取り位置が揃うので、トン付け作業や収穫がスムーズに行えます。
  • つる下げ、移動が自由に出来るので長段取りの作業が簡単に行えます。
  • ミニトマトの場合は2個使うと、玉がベットに着かない為品質が向上し、生長芽をどんどん横に持っていけるので誘引がとても楽になります。

ミニトマト栽培例

ミニトマト、僕大好きなんだよ、甘いのはフルーツみたいだもんね!

アハハ、だね~!今はミニトマトや中玉トマトも、ぶどうのように房売りしてる農家さんもいて、「贈答品」や「産直品」としたりして努力してるんだ!実際とても美味しいよね!

きゅうり栽培例

栽培管理
  • 一本から誘引する力技は、中段(7段~12段)のうちから4本確保し、残りの側枝は1節ないし2節で摘芯します。
  • 低温期の栽培は、少しでも日光量を確保したいですが、先々の事を考慮し上位節から遊びつるを一本ないし2本、子つるか孫つるを確保します。
  • 坪当たりのつる下げ誘引数は、定植本数の違いもありますが約14本~18本とします。
  • 巾段から確保した力技は、左右に2本ずつ振り分けることを基準とします(定植をちどり植えの場合は4本誘引)。
整葉作業
  • 主枝の葉は、側枝に十分な光が通るよう上下の葉を摘芯します。
  • 巾段の側枝がある葉については、側枝の果実収穫後に摘芯する。又、収穫後の側枝は主枝より深切りし外します。
  • 葉かき作業は労力がかかるので、1本当たりの力技は最低18葉程度を確保し必要以上の葉かきはしません。
つる下ろし作業
  • つる下ろし作業は、頻繁に下げず10~14日に1回行います。
  • つる下ろし作業は、(ちどり定植の場合とは違って)片側ずつ行います。
  • 過剰なつる下ろしは樹勢の低下につながります。

きゅうり栽培例

きゅうりって、こうやって育てるんだ

きゅうりもな、ほんま大変やねん。めっちゃ収穫大変やねん。朝にはまだちっちゃい思てても、夕方にはもう収穫せなあかんサイズになってんねんで。

…………(急に関西弁?

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