芽吹いた奇跡―トマト苗から生まれた少女と少年の出会い

苗子 Naeko

身長10cmくらい。植物知識は博士級、それ以外の知識は……

お仕事:ナスニックス(株)イメージキャラクター
好きな事:種吉のお世話係(ほぼいつも迷子)

トマト苗から生まれた小さな妖精

ある朝、トマトの苗から輝きながら芽吹いた小さな命――それが苗子。この世に生まれてまだ10日。生まれた瞬間に目の前にいたのが、農家の孫である少年・種吉。彼にとっては、謎だらけの妖精?のようであり、頼りになり、友達のような先生のような存在でもある。

身長は10センチくらい、たぶん。葉緑体で出来ているであろう服、土のスカート、植物とおしゃべりできる不思議な力を持っていて、植物の声も、虫の声も、耳をすませば聞こえてくる。ただ、人間の世界のことはまだまださっぱり。

性格は基本ぼーっと系。気づくとどこかにいて、気づけば姿はなく――いずこに在るや、苗子すら知らず。水浴びが大好きで、潅水(水やり)していると目を輝かせる。でも植物の話になると真剣。そしてまれに急に喋り口調が変わり、周りの人も困惑する変わり者。種吉はまだまだ知識ゼロ。だから毎日、苗子はそんな種吉に「苗子いずこ?!」と頼られっぱなし。

小さな身体にいっぱいの好奇心を詰め込んで、苗子の小さな大冒険は今日もどこかで始まっている。

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種吉 Tanekichi

農家の孫で小さな時からじっちゃん子

好きな事:野菜作りの全て・苗子探し

種吉と苗子、育てることのはじまり

トマト農家の叔父のもとで育ち、毎日ハウスの中にいる8歳の男の子。それが種吉。野菜の名前はたくさん知っているけれど、育て方や土のこと、病気や肥料のことはまだまだ“なんとなく”。虫が大好きで、見つけるたびに「この子何なん?」と苗子に聞きたいが、まずは苗子を探すので手一杯。

というのも、苗子に出会ったのは、ほんの少し前のこと。ある朝、苗の様子を見ていた際にひょっこり現れたのが、手のひらサイズのトマト苗の妖精・苗子だった。驚いたのはほんの一瞬で、すぐに仲良くなったのは、きっとその素直で優しい性格ゆえ。人間のことはわかるけど、植物のことはさっぱり。だからこそ、いつも苗子に教わってばかり。でもそれが嬉しいらしく、今日も「苗子いずこ?!」とハウスの中を駆け回っている。

どこか頼りないけれど、まっすぐで純粋。そんな種吉の毎日も、苗子との出会いで、少しずつ“野菜づくり博士”への階段を昇り始めている。

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まだまーだ、増えるみたいよ?

・・・・・何が?

サブキャラ、とられちゃえ〜・・・笑

おいっ・・・・・!!!